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東京スポーツ新聞にシンクロナイズドスイミングのミックスデュエット及び新体操に関連する興味深い記事が出てた。
- 五輪サバイバルでシンクロ・新体操に男子が登場する日 [東京スポーツ新聞]
先の国際オリンピック委員会(IOC)臨時総会で承認された中長期の五輪改革プラン「オリンピック・アジェンダ2020」では東京2020大会以降の夏季五輪の実施競技について男女混合種目の実施が奨励されているそうだ。
柔道とトライアスロンが東京大会で混合種目の実現に動いており、テニスではロンドンで混合ダブルスが登場、今後は男女ミックスがトレンドになるとある。種目の男女格差があることはよくないようで、各競技で格差を減らし平等性を重視する傾向にある。
シンクロと新体操の2つは女性オンリーである。シンクロ界には男女平等議論が進むと現状のままではいずれ削減対象になりかねないという危惧があるのか、こういった流れに先手を打つ形で来年の水泳世界選手権でシンクロのミックスデュエットが実施されることになったようである。
ということは新体操にとっても何らかの手を打たなければ将来的には結構ヤバイ?のかもしれない。女性オンリーのままだと五輪競技としての存続がピンチになるのだろうか?
日本には男子新体操があるが、日本体操協会の今年度政策方針の記述を参考にすると、国際体操連盟理事会の議論の展開からも、日本固有の男子新体操はショーとしては素晴らしいと認められているが、FIGが取り組む競技スポーツに成り得るという議論には発展していかないようである。
女性オンリーのままではマズイ、しかし日本式の男子新体操の状態では取り組めない、となると別の道を模索して行かなければならなくなる。もしかすると新体操ミックスデュエットはいつか現実になるかもしれない。
Last Updated: Mon, 2014-12-15 02:55:53
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