Permanent of Entry #541
2011年1月12日に放送された『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』の「女子新体操部の旅」コーナーで、文武両道の強豪校である鳥取西高校新体操部の続編をやった。
国体を終え3年生は引退。新人戦に向けて1、2年生のメンバーで団体の新チームが組まれる。そして背中の側湾症という病で選手としての活動を控えていた新キャプテン(部長)が復帰を目指して団体チームレギュラーの座を勝ち取ろうと奮闘する。
団体の練習ではコーチによって、元々メンバー内にいるチームリーダー的可能性を持った清華選手と、新体操部キャプテン彩歌選手の入れ替えが頻繁に行われ、清華v.s.彩歌の構図でポジション争いの様相を呈していた。入れ替えを行うことでお互いが切磋琢磨するような相乗効果もあるようだ。
キャプテンはブランクもある為、本来のコンディションに持っていくのは大変な様子。狭まった関節の可動域を元に戻すため、逆立ちからブリッジのような形で背筋を伸ばしたりしている映像が何度か映し出されていた。
後にこれまで存在しなかった副部長の称号を貰うことになる清華選手は大人しい性格のようで、コーチからはチームを引っ張っていくリーダーシップが発揮できていないと判断されている。連携の手具交換で受け取りにくい状態に投げられても、注意などの指示を出すことができない。ミスの連鎖を食い止められず、全体がまとめきれていない。そういったことがもどかしいみたいだ。
2人のポジション争いをクローズアップした構成になっていたが、結果的には、新人戦の時点でリーダーシップの芽生えてきた清華選手の方を入れるという判断がくだされ、キャプテンは団体チームのレギュラーメンバーには復帰できなかった。
自分はキャプテンがレギュラーに復帰すると想像しながら見ていたが、そうではなかった。ケガで思ったようにトレーニングができていなかったことで、調子を戻すための時間が足りていないということもあるだろうし、爆弾を背負ったような状態なのであまり無理もできない部分もあるだろう。また1年生の中には急激に向上してレベルアップしている人もいるようで、ナレーションではそういった選手に「押し出されるようなカタチになっている」というようなことも言っていたので、レギュラー入りするのも、そう簡単なことではないみたいだ。
本来は部のキャプテンが団体のチームリーダーでもあるようだが、鳥取西新体操部は副キャプテンが任命されてチームリーダーを担うという、イレギュラーな状態となったところで終わった。まだ取材は続きそうな気配なので、これからの動向にも注目していきたい。
Last Updated: Wed, -0001-11-30 00:00:00
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宮崎は視聴できる地上波放送のチャンネル数が少なくて県民の方々の不満もあるようですね。この番組が見れてよかったです。
こちらこそ今年も宜しくお願いします。ブログ更新を楽しんで貰えて嬉しいです。年賀画像は photofunia.com の雪景色をセレクトして作ってみました。めったに雪の降らない名古屋の街も昨日の珍しい大雪で画像のような感じの雪景色になってます。寒いです。
新体操がまだまだマイナースポーツであるが故のメリット、デメリットがありますが、近くで一流選手の演技が観れるのはありがたいですね。フィギュアスケートなどと比べても国際大会のチケットが格段に手に入れやすいですし。でも、もう少し盛り上がってくると楽しいですね。
月末のバレエ、とてもいい席で観れるんですね。楽しんできてください。
少し時期が遅れてしまいましたが、今年も充実した新体操情報を収集すべく、更新を毎日楽しみにしております♪よろしくお願い致しますm(--)mお年賀の画像はとても素敵ですね!!
9月のモンペリエは正直難しい状況になりつつありますが・・これからも新体操を追いかけ回したいと思います。笑
『笑ってコラえて!』の女子新体操部の旅は嬉しい限りです。新体操を録画し始めて15年弱、5分程度の番組でもチェックしますが(笑)それでもビデオの本数は、民放に限れば20本足らず。
やはりまだまだ新体操の良さを感じているのは、限られた方なのかなと思います。それ故、世界大会等では一流選手をかなり近い距離で見られるというメリットも有りますけれども、やっぱりもっと注目が集まると良いなというのもあります(^^)
今月末は新体操ではありませんが、バレエの観賞です。前から3列目という、表情まで見えそうな今までで最高の席かなと思います!楽しみです☆