LA Lights 2009 海外レポート その1

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LA Lights 2009 Flier各国からエリート選手達が多く出場しているアメリカ最大の新体操国際大会、「LA Lights」。今年も1月22日から25日までの予定で「LA Lights 2009」が始まっている。

この大会に選手のコーチとして参加している篠原体育アカデミースタッフの篠原奈美枝さんより、早速開催中の大会を取材した貴重なレポートを送ってもらった。写真と共にその様子を報告して頂いたので、ご紹介したいと思う。(奈美枝さんは現在、アトランタの新体操クラブでロシア人コーチと共に新体操を教えている)

<以下 文・写真: 篠原奈美枝>

LA Lights 1日目

アメリカ最大の新体操国際大会,LA Lightsが,イタリア,ウクライナ,オーストラリア,カナダ,ドイツ,ベラルーシ,メキシコ,ロシア,そして日本からの参加者を集めて始まった.各国からの代表ではなく,世界各国のどの選手にも参加できるチャンスが,LA Lights にはある.つまり,参加申込み手続きさえすればよいのだ.

アメリカでは,年齢を問わず,難度の価値と数によってレベル3-10の中から自己申告して大会に参加する.LA Lightsではこの方式を取っているため,海外の選手と競ってみたいという選手たちにとっては,その夢を実現させるまたとないチャンスではないだろうか.アトランタのクラブから8歳の選手をレベル5で参加させにきたが,このレベルに6歳で参加している外国選手もいるようだ.

会場ト
会場

審判員は,国際審判資格のある各国の審判員で構成されている.アメリカ,日本,ドイツ,カナダ,ロシア,ウクライナが今回の審判員である.審判員も各国からの代表ではなく,海外で審判を経験したいと考えている審判資格保持者にとっては,大きなチャンスかもしれない.

今回は,北京オリンピック 金銀銅メダリストのエキジビションも行われる.オリンピアと同じ舞台で演技ができることも LA Lightsの魅力かもしれない.

会場は,スポットライトが四方八方と並びゴージャスな印象があった.初日の今日は,レベル6-9の選手たちの前半2種目が行われた.低年齢の時から演技構成や動きに各国の特徴が現れているのが目を惹いた.レオタードや音楽も様々な種類,ジャンルであり,色々な意味で国際色豊かで観客としても楽しめた.

後半,ジュコバとベッソノバが現れると,演技を終えた選手達が目を輝かせて集まりだした.ジュコバのポスターカレンダーを5ドルで購入し,サインをもらったり握手をしたり記念写真を撮ったりして,興奮の初日となった.

ジュコバのサイン会の様子
ジュコバのサイン会の様子

Last Updated: Wed, -0001-11-30 00:00:00

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mimi @-

なか現実的じゃない。褒めすぎだと思います。

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Morgoth @R/5d07kU

Dear: RGさん
私もアメリカの新体操事情を教えて貰って興味深いなと思っています。なかなか分からないことも多いので、現地からのレポートはありがたいですね。未知の世界を知ることができて感謝してますよ。
年齢ではなく、レベルを自己申告して競うところは、いかにもアメリカらしいし、他の大会とはまた違った面白さがありそうですね。

Dear: ももさん
LA Lights という大会の雰囲気が伝わってきて興奮しますね。
私もメールが届いたときワクワクしながら読んでました。

Dear: コメント #641 さん
詳しくは分からないんですが、他の掲示板などの情報によるとカナエワも居るみたいですよ。エキシビジョンに出場するのではないでしょうか。

Anonymous @-

レポートありがとうございました。
ところで、カナエワ選手は出場していないんでしょうか?
ご存知でしたら教えてください。

もも @-

素晴らしいレポートありがとうございます!
海外の大会なんて、なかなか知ることができないのでワクワクしながら読ませて頂きました!

RG @-

いつもいろんなレポートをありがとうございます。
今回のは、私は始めて見ました。何か楽しそうですね。
いいですねー。アメリカでというところが、年齢制限がないというところが面白いです。
間近で有名な選手の演技が見れるのは、新体操をやっている人には、
たまらないでしょう。
素敵なレポートでした。ありがとうございました。

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