「新体操団体北京オリンピック出場壮行演技会 in 岐阜」を観に行った感想

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フェアリージャパン壮行演技会プログラム

7月31日に岐阜メモリアルセンターで新体操団体日本代表チーム、フェアリージャパンの北京五輪へ向けての壮行演技会が開催された。

13時開場、14時開演で、自分は13時20分頃に岐阜メモリアルセンターの駐車場に到着した。そして会場に入ると、満員御礼。座席は正面側も後側も人で埋めつくされており、空きは無し。立ち見もたくさん。それでも人がどんどん入って来る。大変な盛況ぶりであった。

特に撮影が禁止されてる様子もなく、時折フラッシュが光りつつ、練習している(演技中も)選手らの写真を、カメラや携帯を使って皆がパシャパシャと撮っていた。好感触。これが本来のスポーツ会場の姿だよなーと思った。こういうときに限ってカメラを持参し忘れている私・・・

会場の中をぐるりと一周して、サイド側に見やすそうな穴場を見つけたので、そこから観ることにした。

14時からプログラムスタート。フェアリージャパン御一行が観客の手拍子で入場。お偉いさんの挨拶から始まり、その退屈なお話も一通り終わり、選手やコーチひとりひとりの紹介が済んだ後、山崎浩子コーチにマイクが渡ると、スムーズな解説で進んでいった。

プログラム3番、フェアリージャパンのウォーミングアップ。終始同時進行で山崎コーチの解説付きである。「メンバー選手は血液型B型が多い」とか、「つい最近1名がクラブを膝にぶつけて怪我をし、打撲もしているので、激しい動きは控えている」とか、雑学や近況情報を交えながらの飽きさせない話術は御見事。ウォームアップの練習中にも大技が決まると観客は湧いていた。

プログラム4番、フェアリージャパンのロープの演技。始まって早々、音楽が開始されないというアクシデントが。選手達が演技に入る前の姿勢で固まったまま沈黙が続く。フェアリーの5人がワコールカップのスカルディナみたいになってた。しばらくして音楽が無事に開始されてからは大きな問題もなく踊り終える。演技が終わった後に山崎コーチは、こういったアクシデントは実際の大会でも起こり得ることなのでいい経験になった、と前向きな解説をしていた。

プログラム5番、岐阜県強化選手演技。個人演技4名とジュニア団体1チーム、そしてジュニアの男子団体をやった。自分にとってはどの演技も新鮮なのだが、女子のジュニア団体が印象に残る面白い演技だった。(チャコット製と思われる)クラブ2本を縦に連結する斬新な手具の扱いが実践されており、ジュニアらしい可愛らしい振り付けもされてて、しかも上手い。ジュニアの大会は観たことがないし詳しいことは知らないが、このチームなら、もしインターハイ全国レベルに参戦して上位校と比べても見劣りしないのでは?と思った。プロフェッショナルを感じるジュニア団体チームだった。NPO岐阜なのだろうか?

プログラム6番、フェアリージャパンのフープ&クラブの演技。これといったミスやトラブルもなく、きっちりと演じきってた。場内もとても盛り上がっていた。以前よりも迫力が増していると思った。遠藤選手が加わってから数段パワフルになってるという印象を持った。余計な動きが減って洗練されてきてるようにも感じた。

プログラム7番、フェアリージャパンより挨拶。岐阜出身の坪井選手がメンバーを代表して挨拶をした。かなり緊張してる様子で、それが伝わって来た。会場を埋めつくした大勢の観客がシーンと静まり返って大注目を浴びる中、フロアの真ん中で「一人で喋ろ」ってマイク渡されたら、心臓破裂するだろ。人前で踊る、その次は、人前で喋る。これは選手に課された試練だ。各選手の地元の壮行会など、たくさんの人が居る前で不慣れなスピーチをさせて度胸づけをする。メンタリティ強化の一貫だろうね。

すべてのプログラムが終了して、盛大な拍手で日本代表選手達を見送るカタチで終わった。全部で1時間余り程の素晴しいイベントだった。五輪直前の貴重な演技会を観ることができて良かった。

そう言えば、山崎コーチが五輪用のレオタードはまだ出来上がっていないと言っていた。予選大会の本番まで、もう日にちも迫っているので、そろそろ完成する筈。近いうちに公式ブログなどで五輪仕様のレオタードが御披露目されることだろう。

自分の近くで観ていた小さい女の子の反応が面白かった。琴乃選手を他のメンバーがロープで引っ張り上げる場面では、「うわっ、持ち上がった!」。ジュニア団体が、クラブを連結して動かしたら「あれ、どうなっとんの?」、キュートな振付けのところでは「カワイイー!」。フェアリージャパンのフープ&クラブで二人同時に潜り抜けたら「おおぉーー、いっしょに飛んだ!!」。と興奮した様子で率直に感じたことを声にしていた。あの驚き方はきっと初めて観たのではないかな。日本代表や強化選手らの演技にインパクトを受け、感動してたみたいで、微笑ましい光景だった。生演技を観に行くときは、周囲の反応を観察するのも楽しい。

Last Updated: Wed, -0001-11-30 00:00:00

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Morgoth @R/5d07kU

Dear: モスさん
お久です。モスさんも観に行かれたのですね!
雰囲気のいい壮行演技会でしたね。選手との距離が近いと親近感を持ちますよね。会場の広さも見やすくてちょうどいいぐらいの広さだったなぁと思いました。一番良さそうに思えた特等席は、岐阜の地元クラブの子達が演技マットの前で体操座りで眺めていた場所。あの近さなら迫力満点だったことでしょう。
強化選手の演技は、アルファとNPO岐阜の選手達だったのですね。ジュニア団体はやはりNPO岐阜でしたか!演技会が始まる前に練習してるときも、周囲の人目を気にせず、無駄なお喋りをすることもなく、カウントを取りながら淡々と練習を続けている様相からは、ただ者ではないなと感じました。場馴れしてるし、プロ意識みたいなものがあった。若いながらも、多くの経験を積んでそうでした。
フェアリーの演技の最後、上に乗った選手が半回転した後で決まるカタチでは、美しい脚を天に向けて突き上げてましたね!

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モス @kwJysLvQ

お久しぶりです。いつも拝見させてもらってます。
今は高校野球見ながら、コメントいれさせてもらってます。
私も行ってきました! 撮影規制が無いのには驚きでした!
岐阜応援団(?)やカメラフリーのおかげで、なんだかアットホームな壮行会だったように
感じました。客席と近いため、子供達が選手の名前を呼ぶと必ず振り向いて手を振ってくれたのには
感激でした。
岐阜演技会ということでやはり保奈美ちゃんの出身チームのアルファ新体操クラブと、NPO岐阜の演技がありましたね。彼女達が岐阜県国体強化選手のメンバーだとはしりませんでした~
団体はNPO岐阜です。12日に静岡で行われる東海大会の演技かしら? 
ジュニアの選手の可能性を秘めた演技・・  フェアリーのお姉さん達のさすが!の技、美しさ、気迫の演技・・どちらもそれぞれ最高でした。みんな応援したいです!!
でもでもやはり五輪代表!と納得できたフェアリーの演技でした。足がすごく綺麗でした~!

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Morgoth @R/5d07kU

Dear: うさぎさん
初めまして。
自分にとって観に行くことが現実的なエリアで演技会をやってくれてラッキーでした。有り難いことです。岐阜の壮行演技会の運営に携わった人々に感謝です。
現在レオタードを一生懸命作って貰っている(山崎コーチ談)とのことでした。どんなのが出来上がってくるのか楽しみですねー。
クラブの連結、よく見かけるのですか!珍しいことではないのですね。知りませんでした。
そばにに居た子、習っているのか未経験なのかは分からなかったけど、今まで以上に新体操が好きになっているのではないかなぁと思います。夏休みということもあってか、会場には目を輝かせて観ている子供達がたくさん居ました。こういったイベントをきっかけにして新体操に興味を持つ人もいますよねぇ。これからも気軽に行けるような新体操の演技会をどんどんやって欲しいですね。

うさぎ @-

見たかったです…

最近はバルナの動画を見ました。
五輪ではレオタードも変わるんですね!楽しみです。

クラブを連結させて回したり投げたりするのは最近よく見掛けます(^^)ジュニア団体がここ二年クラブだったので。

そばにいた可愛いお子さん、これで新体操に興味持ってくれたら嬉しいですね~(*^_^*)

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