ボリショイ・バレエのプリマバレリーナ、オリガ・スミルノワ（30）が、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、オランダ国立バレエに移籍することになったことが16日、移籍先のバレエ団より発表された。

ウクライナ侵攻が始まって以降、ボリショイ・バレエではプリンシパルやソリストを含め多くの海外ダンサーたちが離脱しているが、ロシア人のプリンシパルダンサーが退団するのは初めて。

氏はウクライナ侵攻への反対を表明しており、その言動により母国で働くことが不可能となっていたそうだ。この出来事がきっかけでオランダ国立バレエに移籍することとなった。

元々他のバレエ団で活動してキャリアを積みたいという思いを持っていたようだが、この状況によってそれが早まった格好となる。

またスミルノワの祖父はウクライナ人なので、自身の4分の1はウクライナ人なのだそうだ。

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• ボリショイ・バレエのプリマ退団 ウクライナ侵攻めぐり [AFPBB News]
• 名門ボリショイ・バレエ団のスター、戦争を批判しオランダに移籍へ [BBCニュース]
• ボリショイ・バレエのプリマバレリーナが退団、母国ロシアのウクライナ侵攻を非難 [Harper's BAZAAR]

スミルノワは昨年、北京五輪が開催される数か月前に、フィギュアスケーターのカミーラ・ワリエワに表現力を磨くため、マスタークラスの個別指導もしていた。

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Last Updated: Sun, 2022-03-20 15:12:07