北京五輪観戦に先駆けてパート1 - 老舗布靴店「内聯昇」

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今年はオリンピックイヤー。北京五輪に日本から観戦に行く人も多いと思う。せっかく北京まで来たら観光したり、美味しいもの食べたり、お土産も買いたい。北京へ行こうと予定を立てている人は、ぼちぼち現地情報を調べ始めているのではないだろうか。古都北京には観光ポイントがたくさんあり、美味しい料理もたくさんあるようだが、昔から続く老舗店もいろんなものがあるみたいだ。そういった老舗のお店のひとつに布靴店がある。

NHKの番組「世界ふれあい街歩き」1月8日(火)NHK総合の放送で北京の前門界隈をやっていたのだが、番組の中で大柵欄という地区にお店を構える、中国伝統の布靴の老舗店「内聯昇」が紹介されていた。このお店で靴職人が麻糸を使って靴底を一針づつ丹念に縫って作っている手作りの布靴が魅力的でとても気になったので、放送後にネットで検索して調べてみた。

150年以上の歴史を持つこの老舗靴店は元々宮廷向けに靴をつくっていたそうで皇帝溥儀(最後の皇帝)も履いていたそうだ。近代では毛沢東、周恩来、[登邑]小平もここの布靴を愛用していたとか。番組で紹介されていた布靴の形状はスリッポン、アッパーの外側は綿で、内側はガーゼになっており、千層底と呼ばれる靴底は布を何重にも重ね、麻糸を使って無数に針で刺した刺し子になっていて、底面全体が麻糸で縫った跡で覆われている。製作するための工程数も多く手間のかかる製法なのだそうで、一足作るのには4-5日かかるのだそうな。

内聯昇は店構えからして只者ではないなって感じの立派な建物だったが、ナレーションの説明からも千層底には本物のモノ作りを感じるし、しっかりと手間暇をかけているモノにはテレビのモニターを介しても品位みたいなものが伝わってくるような気がする。このように他にはない唯一無二の伝統的な製法を守ったハンドメイドの履物が存在していることを知った。

気になるお値段は?情報元によって内容が違うので正確な価格は判らないが、どうも200元(約3,000円)前後か、300元(約4,500円)前後らしい。もっと高価なものもあるという記述も見たので、もしかすると既製品とオーダー品では違ってくるということかもしれない。それでも手間のかかる手仕事ということを考えると相当お値打ちだ。先進国の物価や人件費では有り得ない値段かと思う。足の形やサイズを計って個別仕様でオーダーメイドできるのであれば、是非トライしてみたいと思ってしまった。もし自分が北京に行ったとしたら、真っ先に立ち寄ることだろう。

軽くて通気性がいいということなので、日本の夏には向いてるように思う。靴底が布ということから外履きの実用には厳しいところがあるかもしれないが(雨とか)、室内や体育館履きには良さそうだ(滑べるかな?)。知人宅にお邪魔するときなど持参してスリッパ代りに。飛行機をよく利用する人には機内で履き換えてリラックス。車に長時間乗るようなときにも楽で良さそうだ。などなどの利用法が浮かんだ。

大柵欄商店街には他にも、漬けもの屋の老舗「六必居」や、北京ダックの老舗「全聚徳」、漢方薬の老舗「同仁堂」、お茶の名店「張一元」、絹織物店「瑞[虫夫]祥」などなど、「老字号」と呼ばれる老舗店が軒を連ねて建ち並んでいるようなので、足を運んで覗いてみるだけでも損はなさそうだ。

内聨昇の布靴情報を参考にしたサイト

内聨昇の公式サイト

Last Updated: Wed, -0001-11-30 00:00:00

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