Permanent of Entry #1776
昨シーズンから変更になった新体操の難度無制限のルールによって、それまでとは演技構成が変わってきているが、今シーズンはその勢いに拍車がかかっている。
得点の出方は個人よりも団体の方が顕著で、それだけ試行錯誤する改善の余地が多くあるのか、大会が開催される毎に更新しながら水準を上げ続けており、先に開催されたワールドチャレンジカップ・ミンスク 2019 ではトップチームが軒並み29点台をマーク。
最高得点は5ボール(種目別)でイタリアチームが29.800点を、フープ+クラブ(総合)でロシアチームが29.850点を記録した。8月中旬現在で29点台の後半に達し、30点台に迫ろうとしている。
高得点を狙うために各チームは試合が終わる毎に演技内容に変更を加えてバージョンアップを繰り返しているが、この数か月の間は特にアップデートサイクルが加速しているのか、短期間に多くのチームの演技自体が大幅に変わってきて、しばらく前に目にしたものとは別物のように進化しているように感じる。
この勢いだと30点の壁を突破するのも時間の問題だ。
以下は今大会それぞれの種目で最高得点を記録したイタリアチームとロシアチームの演技動画。
Italy 5 Balls Final (29.800) - World Challenge Cup Minsk 2019
Russia All-Around 3 Hoops + 4 Clubs (29.850) - World Challenge Cup Minsk 2019
Last Updated: Tue, 2019-08-20 10:31:00
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