美しいスケーティングで世界を魅了するロシアのフィギュアスケーター、カミーラ・ワリエワ13歳。前シーズンまではノービスクラスで、2019-2020 シーズンからジュニアへと昇格する。

世界のトップ選手が多く在籍するチーム・トゥトベリーゼの中でも唯一無二の際立った輝きを放ち、多くのフィギュアファンからはすでに2022年北京五輪の優勝候補と目される。

個人的にも現存する全てで最も好きな大注目のスケーター。

そんなワリエワを紹介するショート映像がロシアのテレビ局「チャンネル1」からリリースされた。

上記のオリジナル動画はロシア語の語りのみだが、有志がさっそく英語字幕を付けて下記の動画を掲載した。

訳が間違っていないのであれば衝撃的な事実である。

「私は新体操が全く好きではなかった」「バレリーナ？ いいえ、私は本当にそうではなかった」「何よりもフィギュアスケートが好きだったので、母親に言った。『それ！フィギュアスケートをしたい』」以下略。

新体操が全く好きではなかったという一文に、体に槍が突き刺さったかのような痛みを感じた。

新体操出身で秀でた柔軟性を活かした滑りでトップに上り詰めていたユリア・リプニツカヤ。新体操の伝説（いい意味でも、悪い意味でも）アリーナ・カバエワから由来する名前を持ち、「フィギュアスケートをやっていなかったら何をやっていましたか？」と聞かれて「新体操」と答えるアリーナ・ザギトワ。

だがしかし、リプニツカヤに次ぐほどのフレキシブルな身体を持ち、ザギトワに憧れを持つ、一見新体操に精通してる部分がありそうにも見えるワリエワは、実は新体操が全く好きではなかった…

認めたくないものだな。この衝撃の事実を。

これまで日本語記事がほとんど皆無だったが、先月中頃にロシアメディアからカミーラ・ワリエワの珍しい特集記事がリリースされている。

• トゥトベリーゼコーチ指導のロシアの新星　７つの真実 [Sputnik]

まだ未読で、もっとワリエワのことを知りたい人は参照されたし。

Last Updated: Tue, 2019-08-06 00:34:41