Permanent of Entry #146
新体操の写真を撮っているフォトグラファーの James Glader 氏(以下 Jim 氏)より、私が以前彼のポートフォリオに関して問い合わせたことを覚えていてくれて(関連エントリ:Thiais GP 2007 Photographs of James Glader)、近況を知らせてくれた。それによると今、新体操写真集の作業に取り組んでいるとのこと。
当初予定のティエ GP ポートフォリオからの写真集ではなく、Jim 氏が撮影した多くの作品の中から選りすぐった写真で構成し、作品点数は300点から400点ぐらいになるだろうと云うことだ。かなりスケールが大きくなったようで、これまでの集大成のようなモノになるのだろうか。詳細まではまだよく分からないが、ウェブサイト rhythmicgymnastics1 を観ると、これまでの撮影リストが載せられている。世界の色々な新体操クラブに所属する選手達とのスタジオセッション、選手達の日常のトレーニング風景、競技会でのウォームアップや競技の模様、Gala など、その作品郡は新体操の様々な場面を写し出してバラエティーに富んでいる。こういった作品郡の中から写真をチョイスして構成しているのだろう。前回問い合わせた後も各地を回って勢力的に活動し、掲載量が増えているのが分かる。私は Jim 氏の写真が好きなので期待してしまう。今後の展開がとても愉しみだ。
そして Jim 氏は日本の新体操にも興味を持っており、日本の新体操選手達とのスタジオセッションを切望している。しかし、Jim 氏自身が関わりのあるヨーロッパや米国、トルコなどと違って、日本の新体操関係の人達とあまり交流がないので、どこへオファーを出せば良いのか分からず困っているようだ。私も新体操界のことは何も知らないけれど、日本でのスタジオセッションが実現するために、なんとか少しでも力になれたら良いなぁと思う。
ここ最近の Jim 氏のスタジオセッションの例として、070720_Starlite_Studio、070709_Northshore_Studio、070514_Istanbul などがあるのだけれど、とても美しい写真に仕上ってる。これまでにもアンナ・ベッソノワ、インナ・ジュコワ、リュボフ・チャルカシナ、マリーナ・ボイコ、ガリーナ・シルキナ、カーシャ・ピセツキー(ピセツカヤ)などといった錚々たる面々ともスタジオセッションをしているし、海外の新体操のフォーラムサイトでの評価や人気を見ても、その手腕は折紙付き。日本の新体操選手達を被写体にしてこういった写真が完成したら、とても素敵ではないだろうか?
Jim 氏が日本の新体操に携わる人々とコンタクトを取り易いように、連絡先の情報集めをしようと思う。他にも何か良いアイディアやアドバイスがありましたら教えて下さい。そして、このことに興味のある新体操関係者の方がおりましたら、是非御連絡を下さい。
Last Updated: Wed, -0001-11-30 00:00:00
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Post Comment
スタジオでのコラボレーションを望んでいることからも、実現すればスタジオで撮影することになるので、日本人選手の普段とはまた全然違った魅力の写真になるのでしょうね。
小林さんの名前は GYMmedia 掲載写真などで、よく目にするので存じておりました。
写真家の方々の横の繋がりまではよく知らないのですが、小林さんのギャラリーをみたら、Thiais 2007 のトレーニング写真がありました。Jim 氏も同じ時に同じ場所に居たので、もしかしたら知っているのかもしれないですね。どうなのでしょう?
本当にとてもステキな写真ばかりで…思わず見入ってしまいました。
身近な日本人選手をJim氏の写真で見たら、きっとまた違った魅力が出てきそうですよね。
日本人で長く新体操の写真を撮っている小林隆子さんとJim氏はもうお知り合いなのでしょうか?
もしかしたら何かきっかけになるかもしれないですね。
ちなみにHPは
http://figgym.com/content.html
です。