東亜日報の新体操のソン・ヨンジェ、ロシアで1年間個人レッスンによると、韓国新体操界期待の星ソン・ヨンジェが今月中旬からロシアへ旅発ち、来季の殆どをロシアで過ごすそうだ。
コーチは、広州アジア大会開幕1ヵ月前からロシアで1日10時間以上の特別トレーニングを受け、同大会で銅メダルに導いたエレーナ・リピョルドバコーチ。どうやら練習場所はカナエワらロシアのナショナルチームが練習しているノボゴルスクトレーニングセンターになるみたいだ。
韓国新体操代表チームレベルでの非定期的な強化合宿はあったが、このような1年間にも渡る専属コーチ契約はソン・ヨンジェが初になるとのこと。タレント性と実力を兼ね備えたこの選手に、マネージメント会社も力を入れて支えていこうという姿勢が伺える。この上ない最高のトレーニング環境が用意された。
ロシアに滞在することによってワールドカップにも安定的に出場する環境が整えられ、今季は3度しか出場できなかったが、来季は少なくとも6回以上参加する計画を立てているそうだ。大きな大会での経験を増やすことで場慣れするだろうし、また2011年の世界選手権に向けて国際審判に自分の存在をアピールする狙いもあるみたいだ。
ノボゴルスクで、目の前で最高峰の選手らの練習を見ながら、その練習を体感できるとなれば、本人の受ける刺激も得るものも大きいだろう。ロシア滞在強化によってヨンジェは更に飛躍しそうだ。